山麓に,サカハチチョウを多く観るようになった。
いかにも春を感じさせる,この燈色の春型が良い。
今日は,南アルプス山系で観察。
こちらの個体は,燈色が濃く,
後翅外縁の,瑠璃色の斑の,発達が良く,
いっそう華やかな印象を,受ける。
比較のため,北アルプス山系の個体の写真を,次ぎに示す。
南アルプス山系の個体と比較すると,
前翅の黄色みが強く,
逆八の字の帯も,前翅から後翅へと,
色のグラデーションが繋がった印象。
そして,後翅外縁の斑は,ほとんど消失している。
D7100 150mm,D5300 10.5mm,E-5 50mm
(長野県伊那市,安曇野市)