高原のマツムシソウも,そろそろ終盤となる。
マツムシソウには,多くの蝶たちが集まるので,
その一部を観察した。
最も個体数の多いのは,ウラギンヒョウモン。
特に大形のメスは,よく目立ち,見応えがある。
ウラギンヒョウモンより,一回り小型の,
ウラギンスジヒョウモンも,個体数が多い。
少し赤みがかったオレンジ色が特徴。
マツムシソウの草原で,数は少なくとも,
最も目立つ存在は,クジャクチョウ。
真っ赤な翅の色を目にすると,
忘れられない光景となる。
タテハチョウの仲間だけでなく,
シロチョウの仲間も多い。
モンキチョウも多いが,
一際目立ち,美しいのが,スジボソヤマキチョウ。
吸蜜している時は,翅を閉じているが,
舞う時に観られる,澄んだ濃い黄色が美しい。
D5300 10.5mm
(長野県諏訪市)