紅ソバの花が，満開となった。
蝶たちが，吸蜜に，集まっているので，観察した。
最も数が多く，また，よく目立つのが，モンキチョウ。
モンキチョウの黄色と白色が，紅ソバの中でよく目立つ。
モンキチョウと同じくらいいるのだが，
あまり目立たない，イチモンジセセリ。
紅ソバの花の大きさと，イチモンジセセリの大きさが，
なぜか，しっくり合っているように思う。
意外と，紅ソバの色に紛れて，目立たないキタテハ。
こうして撮影すると，全く異なる色なのだが，
その気になって観ないと，なかなか観えてこないのは不思議。
ミドリヒョウモンは，広い紅ソバ畑にたった1頭だけ。
そろそろ産卵のために，林の中に移動してしまったのだろう。
小さなシジミチョウたちも，多く観られる。
小鳥に突かれたのか，ボロボロのツバメシジミ。
紅ソバには，ベニシジミでしょうと言った組み合せ。
目立たない存在です。
そして，この時期，数の多いヤマトシジミ。
何とも色の組み合せとしては，不思議な感覚。
花の色が強すぎるので，
青の微妙なグラデーションが，
絵としては，死んでしまっているようだ。
D7100 150mm
(長野県諏訪郡富士見町)