2017年12月20日
山麓のキジ


 

 

山麓の林縁は,朝は,マイナス10℃以下に冷え込む。
下草には,真っ白に霜がつき,白い世界が広がる。
そのような中でも,キジたちは,餌探しに忙しい。
オスのキジは,色鮮やかなので,よく目立つ。
一年を通して,最も美しく観える光景。

 

普段は,草に紛れて全く目立たない,
褐色の体の,幼鳥やメスも,
体の輪郭がくっきりと観え,
観察するのにも,撮影するのにも良い季節。

活動している時は,あまりわからないが,
寒さを防ぐため,体中の羽毛を起てている。
休んでいる時などは,上の写真のように,
まん丸になっているのを観察できる。

 

D7100 150-600mm

(長野県茅野市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀