2018年8月1日
ベニヒカゲ


 

 

高原の朝。陽が差し始めると,
草原のいたるところで,ベニヒカゲたちが,
夜露の水滴が,びっしりついた葉上に出てきて,
翅を乾かす。高原の朝の始まり。

 

翅が乾き,体が温まると,
あちらこちらに,ひらひらと舞う姿が観えだす。
高原の,夏らしい光景だ。

吸蜜している個体も,多く観られるが,
広い草原なので,なかなか撮影できるタイミングが少ない。

 

林道上の,鳥の糞や,虫の死骸から,
吸汁する個体も多く,林道上にチラチラと影が観える。
こちらは,場所も分かっているので,容易く撮影ができる。

 

D7100 150mm,D5300 10.5mm

(長野県東御市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀