今日も,田園地帯の一角のお花畑に・・・。
山麓の,山野草の花も少なくなり,
確実に,蝶たちを観ることができる場所は,
こうした所だけになってきた。
数も多く,一番活発に行動しているのは,モンキチョウ。
オスの黄色い色が,花に紛れる。
次に数が多いのが,キタテハ。
気温が低くなってきたので,
先月までの,素早い行動は観られず。
ゆっくりと飛んでいる。
越冬に入る前に,盛んに吸蜜を繰り返している。
小さいながら,数多く観られるのが,ベニシジミ。
夏型の,黒っぽいボロボロの個体もまだ観られるが,
オレンジ色の鮮やかな,低温型の個体も観られる。
全く目立たないのだが,よく観ると,
とても数が多いのは,イチモンジセセリ。
信州のこの地では,越冬できないが,
毎年,北上を繰り返し,秋,個体数を増す。
その他にも,小さなシジミチョウを観る。
ウラナミシジミのオスが1頭のみ。
この蝶も,この信州では,越冬できない。
そして,とても小さいが,ヤマトシジミが数頭。
街中から,山麓まで,カタバミの生える場所には,
必ず生息している,普通種。
普段は,あまり撮影しないのだが,
この時期に観ると,とても奇麗だと感じる。
D5300 10.5mm
(長野県茅野市)