林縁の,低木と草の混成した薮地で,
アサマイチモンジが,産卵行動をしていた。
翅に小さな傷はあるものの,白帯が良く発達した,綺麗なメス。
薮の中の,スイカズラの葉裏にとまり,一卵ずつ産卵する。
産卵している様子は,葉の陰となり,なかなか観ることができなかった。
2〜3卵を産卵すると,低木の葉上でしばらく休み,
また,産卵を繰り返す。だんだん,産卵場所は,薮の奥へ・・。
手の届く範囲の,スイカズラの葉裏を観ると,
産みつけられた卵を,数個観ることができた。
白く,細かな毛に覆われた小さな卵。
表面は,細かなくぼみが多くある。
E-3 50mm,TG-5
(長野県茅野市)