2020年12月2日
霧の中のイスカ


 

 

山の尾根には,雲がかかり薄暗い霧に包まれていた。
しかし,霧の中から,イスカたちの鳴き声が聞こえてくる。
うっすらと霧氷ののった松の枝先に,オスが浮かび上がった。
カラマツの枝先にもとまっているのが観られる。
霧が薄くなるタイミングを狙って撮影する。

 

霧が薄くなり,薄日も差すようになると,
様々なイスカたちの活動が観察できるようになった。
霧の白バックでの撮影なので,すっきりした絵となる。

 

少しずつ移動しながら,松の芽や実を食べる姿は,
いくら観察していても飽きない。

 

しばらく食べ続けると,
群れで一斉に移動して,
新たな食事場所で,また食べ始める。

 

D7100 150-600mm

(長野県岡谷市)


| 前のページ | 次のページ |
| トップページ | フィールドノートindex |


信州諏訪自然写真館
酒井雅秀