山の尾根には,雲がかかり薄暗い霧に包まれていた。
しかし,霧の中から,イスカたちの鳴き声が聞こえてくる。
うっすらと霧氷ののった松の枝先に,オスが浮かび上がった。
カラマツの枝先にもとまっているのが観られる。
霧が薄くなるタイミングを狙って撮影する。
霧が薄くなり,薄日も差すようになると,
様々なイスカたちの活動が観察できるようになった。
霧の白バックでの撮影なので,すっきりした絵となる。
少しずつ移動しながら,松の芽や実を食べる姿は,
いくら観察していても飽きない。
しばらく食べ続けると,
群れで一斉に移動して,
新たな食事場所で,また食べ始める。
D7100 150-600mm
(長野県岡谷市)