2021年4月27日
亜高山のヒメギフチョウ


 

 

今年は季節の進みが早い。
例年だと,5月にならないと飛び始めない,
亜高山帯のヒメギフチョウが飛び始めた。
咲き始めたカワヤナギの花で吸蜜する。

 

未だ,カワヤナギの花か,土手のスミレしか咲いていないので,
陽だまりのカワヤナギは,絶好の吸蜜ポイント。2〜3頭が訪れた。

 

陽が差して,地温が上がってくると,
日当りの良い土手に,吸蜜ポイントが移り,
タチツボスミレでの吸蜜が多くなる。

 

スミレの花から花へと,渡り歩く様を,
じっくりと撮影できる。

 

亜高山帯のこの時期らしく,スミレの花以外は,
全く褐色の世界にヒメギフチョウが舞う。

 

D7100 300mm,10.5mm

(長野県伊那市)


| 前のページ | 次のページ |
| トップページ | フィールドノートindex |


信州諏訪自然写真館
酒井雅秀