ベニモンマダラの最盛期となった。
黒い地色の翅に,真っ赤な斑紋が美しい。
黒の地色には,金色の鱗粉の載った個体も多く観られる。
食草のクサフジの周辺では,
多くの個体がまとまってとまっているのを観察でき,
多産地であることがよく分かる。
食草周辺では,交尾カップルも多く観られる。
交尾カップルのところには,通りかかりのオスが,
メスを横取りしようとちょっかいを出す。
ベニモンマダラはゆっくりと飛翔するので,
飛翔撮影するのが容易くできる。
飛翔撮影すると,
後翅や,お腹後部の真っ赤な色を観察できる。
この赤く美しい蛾が舞う草原は,
他の蝶や昆虫も多く,とても観察しがいのある地だ。
D7100 150mm,10.5mm
(長野県茅野市)