山麓の溜池は,ほとんどが結氷し,
カモたちは小さな解氷池に集まっていた。
今日はその中でも綺麗なヨシガモを観察した。
オスの頭は,褐色と金属光沢の緑の羽毛で美しい。
尾羽も飾り羽が伸びるのだが,
未だ,飾り羽の伸びたオス個体は観られない。
メスは反対にとても地味な羽色。
褐色のコガモやトモエガモのメスと見分けが着きにくい模様。
オスと一緒にいないと種名の判別はつきにくい。
一羽のオスが,表情から飛び立つところを撮影。
頭以外は,灰色の体や羽で,
首輪のような模様と,風切り羽が,濃い藍色のアクセント。
氷の上で休んだり,ちょこちょこと歩いたり・・。
水面を泳ぐ姿とは違い,
ヨシガモの全身を観察できて飽きない。
氷上に落ちた小さな木の実や種などを
ちょこちょことこまめに啄む光景は,
水上では観られないので,しっかり観察した。
後数日で,全面結氷してカモたちも観られなくなるだろう。
D7100 150-600mm
(長野県茅野市)