諏訪湖には,白くてかわいいミコアイサが,たくさん飛来している。
氷の解けている水面に集まり,漁をしたり休んだりしている。
警戒心が強いので,湖岸を人が歩いている時には,
上のカットのように湖岸から離れた場所に集まり,
湖岸の様子を見守りじっとしている。
人がいなくなると,次々と岸近くにやってくる。
じっと動かず観察していると,きれいな羽の模様など
詳細を観ることができる。
岸の葦のところにやってきた番。
オスの頭の飾り羽や,メスの地味な羽の様子が,
間近で観察できた。
岸近くにくると,次々と頭から潜水して,漁をする。
ミコアイサが好んで食べる小さな魚やエビなどは,
岸近くの氷の下や,葦の間などに多いのだろう。
しばらく漁をした後は,羽繕いをする。
羽繕いの最後には,ほとんどの個体が羽ばたくので,
泳ぐ時には見えない羽の模様を観察できる。
意外と黒い部分が多いのがわかる。
D7100 150-600mm
(長野県岡谷市)