雪が溶け始め,福寿草が多く咲き始めた。
日中の気温が5℃以上になると,
ミツバチたちが活動を始める。
福寿草園には,近くで養蜂されている,
セイヨウミツバチが多く吸蜜に訪れていた。
セイヨウミツバチは,黄色が強く,
福寿草の黄色とよく似合うミツバチだ。
ただ,蜂はすぐに人を刺すと思い込んでいる人も多く,
福寿草の撮影に訪れる人からは嫌われているようだ。
谷間の節分草群生地には,
セイヨウミツバチは訪れず,
一回り小さな,野生のニホンミツバチが多く訪れている。
色は黒っぽく,黄色というより白に近い毛が目立つ。
派手な福寿草とセイヨウミツバチの組み合わせと比較して,
林縁の小さな節分草とニホンミツバチの組み合わせは,
とても目立たない存在だと言える。
節分草を撮影に訪れる人の中には,
ハエのような虫が邪魔で良い写真が撮れないとまで言う人もいる。
もっとニホンミツバチに注目してもらいたいものだ。
E-M5 GYOROME8+45mm
(長野県諏訪市,上伊那郡辰野町)