2023年7月16日
ミヤマシロチョウ

 

標高1,800〜2,000mの高原では,ミヤマシロチョウが舞っている。
ハクサンフウロで朝一番の吸蜜を繰り返す。
今年は数が少なく,未だオスしか観ることはできない。

 

ハクサンフウロとミヤマシロチョウの組合せは,
いかにも高原の光景といったすばらしさがある。

 

吸蜜の後は,近くの草や樹の葉上で一休み。
一頭がシダの上で休んでくれた。
しばらく翅を広げていたが,今度は翅を閉じて長時間休む。

 

休んだ後は,メス探しの飛翔となる。
広い範囲を飛び回ってメスを探す。
花にとまりそうになるも,とまらずに飛び去る。

 

地面すれすれに低く飛ぶ個体。
吸水を期待したが,結局飛び去っていった。
こちらに向かって飛んできた個体を正面から撮影。
驚いて急ブレーキをかけた様が写り興味深い。

D7100 10.5mm

(群馬県吾妻郡嬬恋村)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀