亜高山の林道沿い、岩肌やコンクリートの養生壁に、
キベリタテハがやってきては吸水をする。
大きなタテハチョウなので、林道上を飛んでいるととても良く目立つ。
翅は臙脂色の地色に黄色い帯の縁取り、
その内側に並ぶ構造色の青い斑紋。
唯一無二の模様がとても美しい。
数頭が次々にやってきて吸水する様をじっくり観察する。
陽が高くなると、だんだん翅を開く時間が短くなる。
翅の裏は、表とは全く異なり、ほぼ黒で縁取りも渋い色。
撮影を終え、車で林道を下山する際も多くの個体が飛んでいた。
D7100 150mm、150-600mm
(長野県佐久市)