梅雨空の下、林縁ではジョウザンミドリシジミが縄張りを張る。
見渡しの良い葉上で通りかかる他の蝶や昆虫などを見張る。
開いた翅は、光を反射して青色に輝く。
羽の色は構造色による反射なので、
観る角度や陽の位置などにより、
薄い青緑から、明るい青、濃い青、
さらに全く色の載らない褐色まで変化する。
葉上からの飛び立ちをストロボ光で撮影する。
とても素早い飛翔ではあるが、
閃光速度1/20,000秒で静止画像として映しとる。
どうしても追いかけ撮影となってしまうので、
なかなか翅の色がきれいに出ない。
しばらく撮影を続けたが全く飽きない。
梅雨時の良い被写体だと思う。
D7100 150mm、10.5mm
(長野県諏訪市)