2012年10月6日
やっとキノコ採りの季節

 


 

今年はキノコの季節になるのが遅い。
やっとキノコ採りの季節になった。
小さなハナイグチがたくさん顔をのぞかせ始めた。

 

諏訪地方では誰でもよく知っていて,
料理屋さんでも,キノコ汁や,キノコ鍋などに,
たくさん出されるハナイグチ。
諏訪地方ではジコボウまたは,アカジコウと呼ぶ。
左のように傘が開く前のころころしたのや,
右のように大きく育ったものまで,
どの状態でも美味しく食べられる良菌だ。

 

ハナイグチより味は少し淡白になるが,
同じように美味しく食べられる,
ヌメリイグチ(左)とヤマイグチ(右)。

サマツも顔を出した。
写真は,かぶさっていた落葉と土を除いたところ。
シメジと並んでおいしいキノコで,
炊き込みご飯や,酒蒸しにすると良い。
土の中から掘り出すように収穫する。

 

こちらは,食べられると言うが,
まだ一度も食べたことのないカラカサタケ。
フランス料理に使うと言うが,
生えているのを見る限り採る気にならない。

今日はたくさん茸を採る(撮る)ことができた。
しばらくは,写真撮影とキノコ採りが忙しい季節になる。

E-5 50mm+EC20

(長野県茅野市,山梨県北杜市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀