林縁を観て歩くと,小さな興味深い甲虫たちが多い。
最初に観たのは,リンゴコフキゾウムシ。
金属光沢のある,淡緑色の粉につつまれた,美しいゾウムシ。
チョコチョコと良く歩き回る。
イタドリの葉に,小さなゆりかごがぶら下がる。
そして,近くをよく観ると,小さな小さなカシルリオトシブミが。
胸から頭が金色で,翅が渋い瑠璃色で,
小さく,なかなか良く観る機会も少ないが,
美しい甲虫だ。
ウツギの花が白く縁取る。
花の回りには,細い小さなカミキリムシが飛び回る。
ニンフホソハナカミキリです。
花にとまっている個体を観ると,
灰褐色の形の良いカミキリだ。
体に花粉をいっぱい付けて,蜜を舐めている。
交尾しているものも,多く観られる。
同じく,花に集まるのが,カラカネハナカミキリ。
今日は,葉上の個体を撮影。
羽の色は変化が大きく,
今日は,赤紫の個体と,金緑色の固体を観た。
いずれも,金属光沢のある点刻の翅で美しい。
E-5 50mm,D7100 150mm
(長野県諏訪市)