今日は,クモマツマキチョウのメスを観察した。
朝は,日向ぼっこの後,スミレやタネツケバナなどで,ゆっくり吸蜜する。
その後は,しばらく林の中に入り,休憩タイムなのか・・・・。
全く出てこない。
1時間ほどすると,メスが,林間から現れ,
石崖のイワハタザオに絡むように飛翔する。
そして,花柄にしっかりとまり,産卵をした。
その後,近くのイワハタザオに移り飛び,
また,産卵を繰り返す。
次の世代に繋がる,貴重な瞬間を見守る。
産卵が終了し,メスが飛び去った後の花柄を
拡大して観ると,白い産卵直後の卵を観ることができた。
数日経つと,この卵は,オレンジ色に変色する。
D7100 10.5mm
(長野県大町市)