この季節は、ミズイロオナガシジミが多く観られる。
新鮮できれいな個体を多く観ることができる。
ミズイロオナガシジミは、翅裏の模様の変異が大きく、
観るすべての個体を観察したくなる種だ。
上のカットでも、黒帯の太さや波打ち型が異なる。
また、右の個体の後翅基部には黒斑が観られる。
しばらく観察しながら観て歩くと、
黒帯が極端に発達した個体を観ることができた。
遠くからも、普通の個体とは異なることが判別できる。
また、今日は羽化の特異日のようで、
林縁の下草上に、羽化して翅の伸びた個体が次々と上ってきた。
30m くらいの距離で7頭を観ることができた。
翅がしっかり乾いて飛べるようになると、
ちょっと飛んで農道上に移動したり、
低木上に舞い上がる行動を観ることができた。
D7100 150mm、10.5mm
(山梨県北杜市)