2024年7月7日
亜高山のオオミドリシジミ

 

平地でのゼフィルスの季節は進み、きれいな個体はごく少ない。
今日は、亜高山に近い標高1,760m地点のポイントに観察に行った。
朝から気温が高かったので、現場に着いたときには、
既に数十頭が、激しい縄張り争いを繰り広げていた。
お気に入りの葉にとまった個体の翅は、
独特の水色の光沢を反射し美しい。

 

しばらくすると、陽の射す高さが上がったのか反射色に少し変化が・・・。
水色から少し緑がかった金属光沢に変わってきた。
この色合いが、オオミドリらしい独特の色合いだと思う。

 

 

縄張り争いは、追い払いの追いかけ合いや、卍巴飛翔が多く発生。
卍巴飛翔は、非常に長く続くので、かなりの確率で、
その様子を撮影することができる。
お互いに向き合っているカットを多く撮影することができた。

D7100 150-600mm

(長野県茅野市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀